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漏水調査の基礎知識

漏水の疑いに気づいてから、調査・修理・水道料金の減免申請までの流れをまとめました。制度や手続きは地域で違うため、最終的にはお住まいの水道局と依頼先の会社にご確認ください。

漏水かどうかを確かめる

家の中の蛇口をすべて閉め、水を使っていない状態で水道メーターを見ます。メーターのパイロット(使用中に回る小さな部品)が回っていたり、数字が進んでいたりすれば、メーターより先のどこかで漏れている可能性があります。水道局の多くがこの確かめ方を案内しています。

ほかに、水道料金が急に増えた、床や壁にしみがある、地面がいつも湿っている、水を使っていないのに水の流れる音がする、といったことも手がかりになります。

調査方法の違い

漏水調査の会社は、建物や配管の状況に合わせて複数の方法を組み合わせます。数字は、このサイトの掲載会社のうち、公式サイトにその方法の記載がある会社の数です。

音聴地面や床・壁に当てた聴音棒や電子式の漏水探知器で、水が漏れ出る音を聴き分けます。最も基本的な方法で、ほかの方法と組み合わせて使われることが多くあります。38 社を見る →
相関式配管の離れた 2 点にセンサーを付け、漏水音が両方に届くまでの時間差から漏れの位置を計算します。道路下などの長い管路で使われます。19 社を見る →
トレーサーガス水を抜いた配管に水素やヘリウムを混ぜたガスを入れ、地表や床面に出てきたガスを検知器でとらえます。音が出にくい小さな漏れや、騒音の多い場所で使われます。36 社を見る →
サーモグラフィー赤外線カメラで床や壁の温度の違いを撮影し、漏れた水やお湯の広がりを推定します。給湯管や床暖房の漏れの調査でよく使われます。3 社を見る →
管内カメラ配管の中にカメラを入れて、ひび・継手のずれ・詰まりを直接見ます。排水管の調査で使われることが多い方法です。9 社を見る →
加圧・水圧試験配管を区切って圧力をかけ、圧力の下がり方から漏れのある系統を絞り込みます。漏れているかどうかの判定や、修理後の確認にも使われます。8 社を見る →
散水・注水試験疑わしい場所に水をかけたり流したりして、漏れを再現します。雨漏りや排水まわりの調査で使われます。1 社を見る →
電磁波・地中レーダー地中や壁の中にある配管の位置を探ります。掘削する前に埋設管の位置を確かめるときなどに使われます。4 社を見る →

調査会社と修理業者

漏水調査会社は「どこで漏れているか」を突きとめる専門会社です。修理まで行う会社もあれば、調査だけを行い、修理は別の業者に任せる会社もあります。

水道メーターより先の給水管(給水装置)の工事は、水道事業体が指定した「指定給水装置工事事業者」が行うことになっています。減免制度でも、この指定業者による修理を条件にしている事業体が多くあります。修理まで頼みたい場合は、依頼先が指定業者かどうかも確認しましょう。指定業者の一覧は、各水道局のサイトで公開されています。

減免申請までの流れ

  1. 漏水に気づく・水道局に相談する

    メーターで漏水を確かめたら、まず水道局の窓口に連絡すると、手続きの案内を受けられます。

  2. 漏水箇所を調べる

    見える場所なら修理業者だけで済むこともあります。地下・壁の中・床下など場所がわからないときに、漏水調査会社が役に立ちます。

  3. 修理する

    給水装置の修理は指定給水装置工事事業者に依頼します。減免の申請に使う証明書や写真を残してもらえるか、事前に確認しておきます。

  4. 減免を申請する

    修理後に、水道事業体の定める書類で申請します。申請期限や対象期間が決まっていることが多いので、各事業体の制度を確認してください。

依頼の前に確認したいこと

  • 調査の対象(戸建て・マンション・ビル・工場など)と、使う調査方法
  • 調査の費用と、漏水箇所が見つからなかった場合の費用の扱い
  • 修理まで頼めるか、指定給水装置工事事業者か
  • 減免申請に使える報告書・証明書を出してもらえるか
  • 対応エリアと、来てもらえるまでの日数

このサイトでは、調査費用は掲載していません。会社や現場の条件で大きく変わるため、見積もりを取って確認してください。